
俺と妹の血、つながってませんでした
「なにしたっていいんだよ。私たち、兄妹なんだから」
妹の久留里は超絶ブラコンだ。
俺と目が合うたび抱き着いてくるし、
膝に乗ることや手をつなぐことをいつも狙っている。
「えへへ。お兄ちゃん。大好き!」
にへっと笑う久留里が俺と同じ高校に入学した日の深夜。
両親から俺は、妹自身も知らない衝撃的な真実を告げられる。
「光雪くんと久留里ちゃんは、血がつながってないんだ」
え、俺と久留里が義理の兄妹なの!? それはヤバい――
「お兄ちゃんと血がつながってなかったら……結婚するよ!」
俺の妹は、常々こんなことを言うやつなのだ!
兄ガチ勢な甘えん坊義妹との兄妹関係は、一つの隠し事で変化し始め!?



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