冒険者を目指す少女。しかし、剣や槍、魔法杖などあらゆる武器で【道具レベル】がゼロのため「ドンケツハンナ」と呼ばれ冒険者学園を退学になってしまう。鈍器という相棒を手に入れてからは、目覚ましい活躍を見せ始める。

ソルトラーク冒険者学園の理事長である伝説の冒険者、【剣闘王】バゼル・ソルトラークの娘にして、学園主席の才女。細身剣の使い手で、ハンナが退学を懸けて挑んだ勝負では圧倒的な実力を見せつけた。

魔術師志望のダークエルフ。ハンナに対しては先陣を切るようにして馬鹿にした態度をとっていた。ジュエリーのストラップがジャラジャラとついた魔法杖を愛用している。冒険者になるための試験でハンナと再会し……？

カーライト薬剤店を営む若き店主。無表情かつ口数も少ない、一見すると不愛想な少女だが、本人いわく口ベタなだけで感情が表に出にくいだけである。実は類稀なる調剤の才能を持っているのだが……？

ルドレー橋という工事現場を担当する監督官の娘。明るい性格で人懐っこく、現場の大工さんたちからはアイドルのように可愛がられている。しかしどうやら彼女には何やら秘密があるようで……？

【至剣の姫】と謳われる伝説の冒険者。ハンナの育ての親でもある。ハンナを引き取ったことで、惜しまれながら一時的に冒険者を休業していたが、今現在は復職。ハンナが冒険者を目指す理由となっている。